フランス語の『複合過去』の否定文ってどうやって作ればいいの?
今回はフランス語の『複合過去(passé composé)』の否定文の作り方を簡単に解説します。
複合過去の否定文:avoir / être を ne と pas で挟む
複合過去を否定文にするときは、avoir または être の活用形を ne(ヌ)と pas(パ)で挟みます。
例えば、avoir を使った複合過去☟
J’ai mangé du gâteau.(ジェ マンジェ デュ ガトー)
「私はケーキを食べた。」
という文を否定文にしたいときは、avoir の活用形である ai を ne と pas で挟んで☟
Je n’ai pas mangé de gâteau.(ジュ ネ パ マンジェ ドゥ ガトー)
「私はケーキを食べなかった。」
というカタチにします。
なお、今回の例文のように ne のあとに母音[a, e, i, o, u]がつづく場合は、ne の e が消えて n’ になります。
ワンポイント文法
否定文では部分冠詞の[du]が[de]に変わります。
J’ai mangé du gâteau.
➜
Je n’ai pas mangé de gâteau.

では、今度は être を使った複合過去を否定文にします。
être を使った複合過去☟
Il est allé à l’école.(イレ タレ ア レコル)
「彼は学校に行った。」
を否定文にするときは être の活用形である est を ne と pas で挟んで☟
Il n’est pas allé à l’école.(イル ネ パ ザレ ア レコル)
「彼は学校に行かなかった。」
にします。
複合過去の否定文 ➜ avoir / être(の活用形)を ne と pas で挟む
Je n’ai pas mangé de gâteau.
Il n’est pas allé à l’école.