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フランス語の est-ce que の使い方は?疑問文の作り方を簡単解説

フランス語の疑問文ってどうやって作ればいいの?

今回はフランス語の疑問文の作り方について分かりやすく簡単に解説します。

フランス語の疑問文の作り方は3つのパターンがある

フランス語の疑問文のつくり方は全部で3つのパターンがあります。

① 語尾のイントネーションを上げる

② 文の始めに Est-ce que を付ける

③ 主語と動詞の順番を逆にする

日常会話で最も頻繁に使われるのが ① のパターンで、次に多いのが ② のパターンです。

③ に関しては主にフォーマルな会話や文章を書くときなどに使われます。

① 語尾のイントネーションを上げる

普段の会話で最もよく使われる質問の仕方が、この語尾を上げるパターン。

文の語順はそのままで、語尾のイントネーションを上げるだけで疑問文になります。

例えば☟

Il est français.(イレ フランセ)

「彼はフランス人です。」

という文を疑問文にしたいときは、

Il est français ?(イレ フランセ

「彼はフランス人ですか?」

のように、文の構造はそのままで語尾を上げて発音します。

② 文の始めに Est-ce que を付ける

カジュアル過ぎずフォーマル過ぎない、ニュートラルな質問の仕方が Est-ce que(エス ク)を付けるパターン。

文の語順はそのままで、文の始めに Est-ce que を付けることで疑問文になります。

例えば、先ほどの「彼はフランス人です。」という文を Est-ce que を使って疑問文にすると☟

Est-ce qu’il est français ?(エス キレ フランセ)

「彼はフランス人ですか?」

のようになります。

Est-ce que

il est français

今回の例文のように que のあとに母音[a, e, i, o, u]が続く場合は、que の e が消えて qu’ になります。

que il ➜ qu’il

③ 主語と動詞の順番を逆にする

フォーマルな会話や文章を書くときなどに使われるのが、主語と動詞の順番を逆にするパターン(順番を逆にすることを「倒置」といいます)。

例えば、「彼はフランス人です。」を倒置疑問文にしたいときは、主語の “il” と動詞の “est” の順番を逆にして☟

Est-il français ?(エティル フランセ)

「彼はフランス人ですか?」

のようにします。

倒置する場合は、動詞と主語の間にハイフン「-」(フランス語で trait d’union「トレ デュニョン」といいます)を入れます。