フランス語の『過去分詞』とは？作り方を分かりやすく解説

今回はフランス語の『過去分詞（participe passé）』について分かりやすく簡単に解説します。

過去分詞は『複合過去』などの文をつくるときに使う

過去分詞とは、『複合過去』や『大過去』『条件法過去』と呼ばれる文を作るのに必要なカタチです。

これらの文はいずれも［avoir または être の活用形 ＋ 過去分詞］というカタチで作ります。

『複合過去』『大過去』『条件法過去』とは、例えばこのような文です☟

上記の例文の太字の部分、allé / parti / dû が過去分詞です。

過去分詞の作り方

過去分詞は動詞の原形（不定詞といいます）のカタチを変化させて作ります。

作り方は er 動詞、ir 動詞、re 動詞の場合はとても簡単です。不規則動詞の場合は、過去分詞も不規則なカタチになります。

er 動詞は er を［é］に変える

er 動詞の場合は、語尾の er の部分を é に変えるだけで過去分詞のカタチになります。

なお、aller「行く」は不規則動詞ですが、er 動詞と同じように er の部分を é に変えて作ります。

ir 動詞は語尾の［r］を抜き取る

ir 動詞の場合は、語尾の r を抜き取って過去分詞のカタチを作ります。

re 動詞は re を［u］に変える

re 動詞は、re の部分を u に変えて過去分詞のカタチを作ります。

不規則動詞は過去分詞も不規則な変化をする

そのほかの動詞（不規則動詞）は、過去分詞も不規則な変化をします。

これらの動詞の過去分詞は覚えるしかありません・・・とは言っても、語尾が é / u / s / t / i で終わるもので分類することができますよ。

語尾が［é］で終わるものの例

語尾が［u］で終わるものの例

語尾が［s］で終わるものの例

語尾が［t］で終わるものの例

語尾が［i］で終わるものの例

過去分詞 一覧

これまでに登場してきた過去分詞を一覧にしました。

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