フランス語の否定文ってどうやって作ればいいの?
今回はフランス語の否定文「… ない」のつくり方について分かりやすく簡単に解説します。
フランス語の否定文のつくり方
フランス語の否定文のつくり方はとてもシンプル。動詞を ne(ヌ)と pas(パ)で挟むだけで完成です。
例えば、
Je parle français.(ジュ パルル フランセ)
「私はフランス語を話せます。」
という文を否定文「… を話せません。」にしたいときは、動詞の parle を ne と pas で挟んで☟
Je ne parle pas français.(ジュ ヌ パルル パ フランセ)
「私はフランス語を話せません。」
にします。
否定文 ➜ 動詞を ne(ヌ)と pas(パ)で挟む
① Je suis étudiant.(ジュ スュイ ゼテュディヤン)
「私は学生です。」
➜ Je ne suis pas étudiant.(ジュ ヌ スュイ パ ゼテュディヤン)
「私は学生ではありません。」
② C’est mon stylo.(セ モン スティロ)
「それは私のペンです。」
➜ Ce n’est pas mon stylo.(ス ネ パ モン スティロ)
「それは私のペンではありません。」
③ J’aime le chocolat.(ジェム ル ショコラ)
「私はチョコレートが好きです。」
➜ Je n’aime pas le chocolat.(ジュ ネム パ ル ショコラ)
「私はチョコレートが好きではありません。」
なお ② と ③ のように、ne のあとに母音[a, e, i, o, u]がつづく場合は、ne の e が消えて n’ になります。
- Ce ne est pas ➜ Ce n’est pas
- Je ne aime pas ➜ Je n’aime pas
会話では ne が省略されることが多い
文法上は ne … pas をつけるのが正しい否定文のつくり方ですが、実際の会話では ne が省略されることがほとんどです。
例えば先ほどの例文だと、実際の会話では☟
① Je suis pas étudiant.(ジュ スュイ パ ゼテュディヤン)
② C’est pas mon stylo.(セ パ モン スティロ)
③ J’aime pas le chocolat.(ジェム パ ル ショコラ)
と言われることが多いです。